冠詞とは?
冠詞とは読んで字のごとく、「冠」(かんむり)ですから、名詞の前に冠のように付く詞となります。
この冠詞は残念ながら日本語にはない文法ですが、英文法では大切な一つですので、学んでいきましょう。
冠詞の書類は以下の2つだけです。
- a
- an
冠詞の「a」と「an」を使う時はいつ?
冠詞の「a」と「an」は名詞の前に付きます、なので「a pen」と「an apple」となりますが、「a」と「an」は必ず名詞が一つの時(単数)だけ使用します。
名詞が複数の場合には、aとanは使いません!
冠詞の「a」と「an」の使い分け
冠詞の「a」と「an」は名詞が一つ(単数)だった時だけ使うことを学びました。次は、「a」と「an」はいつどのような条件で使い分けるのか見ていきましょう。
冠詞「an」
名詞が1つだけ(単数)で、名詞の最初が母音(a,i,u,e,o)で始める時だけ「an」を使います。
例文 An apple リンゴ An elephant 象 An egg 卵 An idea 考え(アイデア)
母音はあくまでも声に出した時の音です。つまり、「a,i,u,e,o」は「あ、い、う、え、お」となります。
そこのところを踏まえて問題です。大学を英語で言うと「University」ですが、この名詞の前に付くのは「a」でしょうか?「an」でしょうか?
答えは…「a」となります。「University」は確かに「u」から始まっているので母音のように見えますが、「University」と発音すると最初は「ユ」から始まっています。そのため、「University」の正しい冠詞は「a」なります。
分からなくなった時には単語を声に出してみましょう。
冠詞「a」
名詞が1つだけ(単数)で、名詞の最初が母音(a,i,u,e,o)で始まらない時だけ「a」を使います。
例文 A teacher 先生 A dog 犬 A window 窓 A door ドア
まとめ
冠詞の「a」と「an」についてまとめます。
- 冠詞の「a」と「an」は、名詞の前に付ける詞。
- 冠詞の「a」と「an」は、名詞が一つだけ(単数)の時だけ付ける詞
- 冠詞の「an」は、名詞の最初が母音(a,i,u,e,o)の時に付ける詞
- 冠詞の「a」は、名詞の最初母音以外の時に付ける詞
理解度チェック
理解度チェックの問題はこちらからどうぞ。
コメント