- はじめに
- A long shot
- To corner the market
- Hands are tied
- Up in the air
- To learn the ropes
- A learning curve
- To go down swinging
- By the book
- To cut corners
- Between a rock and a hard place
- From the ground up
- To get down to business
- To get someone up to speed
- To think outside the box
- On a shoestring
- In a nutshell
- Fifty-fifty
- Gray area
- Bring to the table
- Go the extra mile
- まとめ
はじめに
インターネットで「ビジネス 英語 イディオム」なんて検索すれば数え切れないほどのサイトが出てきますよね。自分もそんな無数にあるサイトから自分が本当に知りたい使える英語イディオムを探すのに苦労していました。
今回はそんな同じように困っている方のため、ビジネス英会話で基礎と考えられるイディオムを20個をまとめてみました。
イディオムをより正確に理解するために、この記事ではただ情報を羅列するのではなく、それぞれのイディオムを細かく解説しているのはもちろんのこと、対話形式でどんな状況にどんなタイミングでそれぞれのイデいオムを使っているのかがわかります。
イディオム初心者の方も簡単に使うタイミング・シチュエーションを学べます。
A long shot
「A long shot」とは、何かしらか成し遂げようとしている目標が非常に難しい、成功する可能性が低いことを意味します。
「A long shot」のフレーズはバスケットボールなどで遠くからゴールに向けてシュートすることから来ています。
How are you Mike? Is everything OK with your current job?
マイク、元気かい?今の仕事はすべて順調かい?
Yes, I am fine! Well I am OK with current job, but wish to get higher position, getting a senior position is this company one day is a long shot.
うん、元気だよ。今の仕事は大丈夫だけど、上のポジションを得たいと思ってるよ。 この会社でシニアポジションなんてかなり見込み薄いけどね。
To corner the market
「To corner the market」とは、特定のサービスや製品がすでに大量に流通しており、市場への影響度が高いため値段すら容易に操作できることを意味します。
Do you think our new product will succeed in the market?
僕たちの新しい製品は市場で成功すると思うかい?
Your product looks good, however competitor’s product is very long-run and to be honest they have pretty much cornered the market so… sorry it is challenging!
君の製品は良さそうに見えるよ、だけど競合社の製品のほうが長いし、正直言って彼らは市場を牛耳ってるから、申し訳ないけどかなり厳しいね。
Hands are tied
「Hands are tied」とは、規則や法律などによって有効な手段が実行できないことを意味します。
Hi Mike. We are in trouble, could you help me?
こんにちは、マイク。僕らは問題があるんだけど、助けてもらえないだろうか?
I wish I could help you but my hands are tied. My boss won’t let me, sorry.
あなたを助けられたらいいんだけど、どうにもできなんだよ。俺の上司がさせてくれないんだ。ごめん。
Up in the air
「Up in the air」とは、物事がとても不正確もしくは不確定な状態を意味します。
Can you sign the contract by end of this year for your new project?
今年の末までのあなたの新しい案件は契約できそうですか?
I hope so, but there are still too many things up in the air.
そう願いたいよ。ただ、まだ不確定要素がいっぱいあり過ぎるね。
To learn the ropes
「To learn the ropes」とは、何かしらか仕事の技能の基礎、コツを学ぶことを意味します。
How is your new job?
新しい仕事はどう?
It took me a while to learn the topes, but now I am confident!
最初はコツを掴むのにかなり時間かかったけど、今は大丈夫だよ。
A learning curve
「A learning curve」とは、ビジネスで最低限必要な知識や経験を習得している期間、もしくは学習している状態を意味します。
「Steep」(急)を付け加えることで、学習期間が短く内容も多く難しかったと印象付けることができます。
Hi, Mike! How was new 2 weeks off-site training?
いや、マイク。2週間のオフィス外でのトレーニングはどうだった?
Well, it was tough. There was a steep learning curve in the beginning.
えーっと、あれは辛かったよ。初めにかなり猛勉強したよ。
To go down swinging
「To go down swinging」とは、どんな状態であれ最後まで諦めないで物事を行うことを意味します。
「To go down swinging」はボクシングで、ボロボロの状態で勝つ見込みはなくても、最後の最後までパンチを繰り出して、最後はマットに沈む(倒れる)ところからきています。
Mike, this project is getting worse and worse condition, I suggest you to consider stopping the project soon.
マイク、このプロジェクトはどんどん状況が悪化している。僕はプロジェクトを早期に止めるべきか考慮したほうがいいと思うよ。
Thanks for your advices. But we will go down swinging whatever happens, we can give up so easily.
助言ありがとう。だけど、僕らは最後まで足掻いてみるよ、そう簡単に諦められないしね。
By the book
「By the book」とは、何事も規則や定石どおりに行うことを意味します。
Have you checked new security rules?
新しいセキュリティに関するルールはチェックしたかい?
Not yet, but thanks for reminder! I will do everything by the book otherwise my boss gets angry!
まだだよ、だけど教えてくれてありがとう。すべて規則通りにしないとね、ボスに怒られちゃうよ。
To cut corners
「To cut corners」とは、物事を最も早く安く多少のルールを守らずに行う(手を抜く)ことを意味します。
ある意味「By the book」の反対語です。
What do you think our company’s new decision?
新しい会社の決断を君はどう思う?
I fully agree our company’s decision! We shouldn’t cut corners. Profit comes later after all we have done by the book.
僕は会社の決断に賛成だよ。僕たちは手を抜いてはいけないんだよ。利益はすべてをちゃんと規則通りに行った後に来るはずだよ。
Between a rock and a hard place
「Between a rock and a hard place」とは、問題や悩みが簡単に解決しない状況、どの選択肢を選んだとしても理想的な解決にはならない状況を意味します。
Hi, Mike! I thought you have a dinner with out company CEO?
こんにちは、マイク!あれ?君は会社の社長と夕食じゃなかったの?
I mistakenly double booked with CEO’s dinner and my finance birthday dinner at the same day… I am in between a rock and a hard place. Help me!
間違えてCEOとの夕食と婚約者の誕生日デイナーを一緒に日に入れちゃった。板挟みもいいところだよ。助けてー!
From the ground up
「From the ground up」とは、何もない状態から物事を始めることを意味します。
I heard you start new project! It sounds exciting, what is about?
君が新しいプロジェクトを始めると聞いたよ。とても興奮するね、どんなプロジェクトなの?
Yes, it about cosmetic. It is challenging, but I also feel exciting that everything will be done from the ground up.
うん、化粧にしてだよ。とても大変だけど、すべてを一から始めると思うとすごく興奮するよ。
To get down to business
「To get down to business」とは、議論している点や話題について真剣に取り組み始めることを意味します。
Have you decided the date when we officially release our new product?
いつ僕らの新しい製品を発表する日にするか決まったかい?
Sorry not yet. We had too much debates, let’s us get down to business right now.
ごめん、まだなんだ。僕らは討論が多すぎたよ。今すぐに真剣に議論させてくれ。
To get someone up to speed
「To get someone up to speed」とは、対象となる自分に対して状況を説明する、もしくは必要なすべての情報を提供して即時に業務が行えるようにすることを意味します。
I heard your department has new granduate. How is he?
君の部署に新卒者がいるみたいだね。彼はどう?
Yes, he is really good! Because I was taking the time to get him up to speed!
うん、彼はいい感じだよ。だって、僕がすべて教え込んだからね!
To think outside the box
「To think outside the box」とは、型にはまらない自由で創造的な考えをすることを意味します。
To compete with new rival in this market, we have to think outside of the box.
ライバル社に打ち勝つには常識にとらわれない新しい発想で考えなければいけない。
OK… firstly let’s check rival’s product.
うん、まずはライバル社の製品をチェックしよう。
On a shoestring
「On a shoestring」とは、プロジェクトなどの予算が非常に少ない・切迫している状態を意味します。
It is always a challenge doing a big project on a shoestring.
予算の少ない大きなプロジェクトはいつでも大変だ。
I fully agree. But I have good tips, so shall we have a dinner at the company’s expense?
その通りだと思うよ。だけど、俺いいこと知ってるから、会社の経費で夕食でもいかないか?
No thank you!
遠慮します!
In a nutshell
「In a nutshell」とは、物事などを簡潔に述べることを意味します。
This weeks business meeting was, in a nutshell, extremenly productive and prorgess well.
今週のビジネス会議は、一言で言えば非常に生産的で進捗が良かった。
Fifty-fifty
「Fifty-fifty」とは、仕事やお金などを半分半分に分けることを意味します。
Since I am extremly busy and you are my collegues, let’s split the work for this project fifty-fifty.
僕は多忙を極めていて、君は同僚だから、このプロジェクトの仕事を半分に分けよう。
Are you sure? I thought I could go home…
マジ?もう帰れるかと思ったのにぃ。
Gray area
「Gray area」とは、状況や物事がはっきりしていない状態を意味します。
We have many good points today but there is one greay area we need to discuss and concldue.
今日はとても良い点はいくつも出たね。だけど、1点だけ明確にできていない箇所があるから、その点を議論して結論を出そう。
Are you sure? I thought I could go home…
マジ?もう帰れるかと思ったのにぃ。
Bring to the table
「Bring to the table」とは、交渉や会議などで有益な情報などを提供することを意味します。
I could bring our good conclusions to the table during a management meeting.
会社の経営会議に僕たちの結論を有益な情報として出すことができたよ。
Go the extra mile
「Go the extra mile」とは、通常よりも時間や努力を費やして物事を行うことを意味します。
This project is very important and we can not fail.
このプロジェクトはとても需要で失敗できない。
Yes, I understood and that’s why we all go the extra mile to make sure everything is OK!
うん、わかってるよ。だからこそ、僕たちは遠回りしてでもすべてが問題ないことを確認してるんだからね。
まとめ
「みんな知ってる基礎のビジネス英語イディオム 20選」いかがでしたか?
同僚マイクとの対話形式でまとめたので、どんな会話の時にどんなタイミングで使えばいいか理解できたでしょうか?
ちなみに、自分が最も頻繁に使っているビジネス英語のイディオムはこちらでまとめたので、お時間があればご覧ください。
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