はじめに
インターネットで「ビジネス 英語 イディオム」なんて検索すれば数え切れないほどのサイトが出てきますよね。自分もそんな無数にあるサイトから自分が本当に知りたい使える英語イディオムを探すのに苦労していました。
今回はそんな同じように困っている方のため、海外で仕事する自分が実際に頻繁に使いこなしている英語のビジネスシーンで使えるイディオム10選をまとめました。
どんな状況下でどんな相手に言えるのかまで、詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
My two cents
同僚や上司など何かに困っていて、自分が解決策ではないけれど、ちょっとしたアドバイスがあることってありませんか?大した内容ではなかったり、堂々と言うほどのことではないけれど、教えてあげたいことがある時には、この「My two cents」を使いましょう。
Hi, Mike! How are you doing?
Hi, Manabu. I am fine but having a trouble with one of my Japanese customers.
Aha, I am sorry to hear. Hope you can manage well. By the way, just my two cents that be polite and explain every detail step, that makes sense for them.
Helicopter view
時間がないけど、おおまかな情報が欲しい時ってよくあるビジネスシーンですが、そんな時に便利なのが「heicopter view」です。ヘリコプターから眺める景色のように、ある事について細かな説明は省いたおおまかな情報を示します。
I have a detail report for the issue.
あの問題について詳細なレポートがあるよ。
Thanks, but I only have a couple of minutes to chat, could you just give me a helicopter view?
ありがと、だけど今数分しか話す時間もないから、おおまかに教えてもらえる?
Blue-sky thinking
大きな組織の会社の中では色々な人がいますが、たまに現実からかけ離れた理想論から抜け出せない人もいます。そんな時は「Blue-sky thinking」で愚痴を言いましょう。
What do you think about new manager’s idea?
新しい上司の案どう思う?
Well, it’s not realistic at all. Management blue-sky thinking always result in an unexpected way.
うーん、あれは非現実的だよね。経営層の理想論はいつも期待外れに終わるよね。
ただし、「Blue-sky thinking」は既成事実に縛られない自由な発想という肯定的な意味合いもあるので、話し手が肯定的なのか否定的なのかを文章全体から理解しましょう。
The ball’s in your court
ビジネスの世界では、誰が次のアクションの責任を持っているのか明確にしなければいけない時があります。そんな時は「the ball’s in your court」で次のアクションを相手にしっかり伝えましょう。
ちなみに、「the ball’s in your court」を使う時には自分のやらなければいけないアクションがしっかりと完了していることも大事です。さもなければ、「Ball」は自分のコートに戻ってきてしまいますよ。
I have done my part update on the report. Remaining is your’s. The ball’s in your court.
僕の担当箇所のレポートは更新したよ。残りは君のだから、よろしくね。
Thanks for your update! Surely I will take care.
更新ありがとう。もちろん、後は僕がやるよ。
Ramp up
「Ramp up」は何かを「強化する」や「強める」という意味があります。新しいことや進捗が滞っていることにを推し進める際に使えます。
It seems new project is not progressing well. Have you checked?
新しいプロジェクトの進捗が思わしくないみたいだけど、チェックした?
Yes, unfortunately it looks not good. We need to ramp up productivity in order to meet our target.
ああ、残念ながらあまり良くなさそうだね。生産性を強化して目標を達成できるようにしないとね。
The bottom line
日本語でも英語でも会議で色々な意見が出過ぎて議論が発散してしまうことがあります。そんな時は「the bottom line」で会議で最も重要なことを明確にして、論点を明確にしましょう。
I have a solution, but it will take a week, and much better solution requires a month, but I am sure this solution with one month will completely resolve the isseu.
解決方法はあるけど、これは1週間必要だ。もっと良い解決方法があるけど1カ月必要だが、この解決方法なら完璧に問題を解決することができる。
We have many good idea, but the bottom line is how we can resolve this issue by tomorrow. Is there any good idea?
沢山の良いアイデアがあるけど、最も重要なことは明日までにどうやってこの問題を解決するかだけど、何かいいアイデアはある?
。。。
Back to the drawing board
ビジネスでは常に顧客に対して何か提供することで利益を得ていると思います。そして、その提供すべきサービスなりモノは、長い時間をかけて議論をして最善な提案として顧客に提示されます。が、時に顧客に完膚なきまでに断れて、振り出しに戻ってしまうこともこともあります。
そんな時は「back to the drawing board」で嘆いて、再度提案する内容を精査するしかないでしょう。
How was the result of today’s proposal presentation to new customer?
今日の新しい顧客への提案のプレゼンテーションはどうだった?
Well, we did good job and presentation went well, however the customer didn’t like it and even changed some basic requirements.
うーん、あれは非現実的だよね。経営層の理想論はいつも期待外れに終わるよね。
Oh… I am very sorry to hear. So, we are back to the drawing board?
ええー、それは残念だったね。じゃ、俺たちまた最初からやり直し?
Back to square one
「back to the drawing board」とちょっと似ていますが、会議の中で議論を重ねてほぼ確定したことが、最後の最後に振り出しに戻ってしまった際には、「Back to square one」で嘆きましょう。
だけど、必ず解決策はありますから、諦めないでください。
This issue has been kept long time, but finally we have this solution which should resolve!
この問題は長い間続いたけれど、やっとこの解決方法を得て、確実に解決するだろう。
Great! thank you! すごい、ありがとう!
数日後
Hi Manabu. Unfortunately the solution didn’t work at all. We are back to square one.
マナブ、残念だけどあの解決策はダメだったよ。また振り出しに戻ったね。
Rocket science
ビジネスの中で時には簡単なことなのになかなか進捗が進まないことがあります。
「Rocket sicence」はロケット開発みたいに複雑なことを指しており、基本的には否定形を用いてロケット開発みたいに難しくはないよっと伝えることを目的としています。
I have been working for this issue but not complete yet.
僕はこの問題にずっと取り組んでいるけど、まだ完了してないんだ。
Oh come, this is not rocket science, I am sure you will complete soon.
ええー、こんなの簡単じゃん。君ならすぐにできちゃうよ。
I know it’s very simple, but very time consumijng.
超簡単なのはわかってるけど、すっごい時間かかるんだよ。
Touch base
顧客と常に意識疎通しておくのはとても大切な事です。
顧客や誰かに連絡をする際には、「Touch base」を使いましょう。
This is new rule which we have to inform to all our customers.
この新しいルールはすべての顧客に伝えないといけないね。
Sure, I will touch base with my customer today.
もちろん!僕の担当の顧客には今日連絡しておくよ。
まとめ
本当に英語漬けの筆者が使っている英語イディオム10選はいかがでしたか?できるだけ実際に使っている状況や相手との距離感などわかるように対話形式でまとめてみました。
筆者自身も英語のイディオムはまだまだ勉強中ですが、こういったサイトから得たイディオムを自分のものにするのもいいですが、同僚や顧客が使っているイディオムを盗むのもどんな状況で使えばいいか実感できるし、記憶に残りやすいです。
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